国鉄が1961年に開発した急行方気動車で、蒸気機関車牽引列車の置き換えと、スピードアップ、居住性改善を図る無煙化を目的に大量製造され、全国に投入された。しかし1980年代以降はローカル線の普通列車として運転され、1990年以降は四国以外からはほとんどその姿を消した。四国にこの車両が多く残った理由としては山がちで電化が難しかったことがあげられる。現在は老朽化のためJR四国は定期運転を完全廃止している。
キハ58系車両説明
全長21,300mm全高4,085mm
全幅2,903mm軌間1,067mm
営業最高速度95km/h設計最高速度95km/h
駆動方式液体式

国鉄時の塗装にされているキハ58。「ヒゲ」模様が特徴的だ。
キハ58の正面。「ヒゲ」は“普通”と“急行”の区別のため塗装されていたもの
近くで見ると「ヒゲ」は、塗装ではなくシールだとわかる
ほとんどが廃車され、一部残っているキハ58四国色。
キハ58の発電機のスプリング
キハ58のエンジンのスプリング