国鉄が1986年から営業運転を開始し、現在JR四国と九州が保有する。キハ181の代替車ではなく、老朽化したキハ58・65の置き換えと同時に急行列車の特急格上げを行い、JR四国の経営安定化を図る目的で開発された。しかしJR九州は民営化後車両不足になったことから、2000系の増備で余剰気味になっていたキハ185系を二十両がJR四国から売却され、1992年に機関車で小倉工場へと運ばれた。四国に残ったキハ185はその後高徳線など営業範囲を狭め、今では四国の中でもさらにローカル線、トロッコ列車用先頭車などとして運転されている。
185系車両説明 全長 21,300mm 全高 3,845mm 全幅 2,903mm 軌間 1,067mm 設計最高速度 110km/h 定員 60名(0番台) 駆動方式 液体式 保安装置 ATS
多度津駅に停車していた回送中のキハ185。
アイランドエクスプレス用に後方が塗装された先頭車。