カンつきのEF65
国鉄が1964年に開発し、1979年までに国鉄電気機関車史上最多となる308両が製造された。EF60形3次車を基本として、その歯数比を16:71(1:4.44)から18:69 (1:3.83)へ変更、さらに新設計のバーニア付き電動カム軸式制御器を搭載することで、高速走行性能と牽引力の両立を図ったのがEF65である。2006年3月の「出雲」廃止をもって寝台特急運用が消滅し、さらに2008年3月の急行「銀河」廃止で定期旅客列車を牽引する運用はすべて終了した。現在でも多数が主に貨物列車の牽引に充当されているが、老朽化の進行で後継のEF210形への置き換えによる淘汰が進んでいる。
EF65形車両説明
全長16,500mm全高3,819mm
全幅2,800mm軌間1,067mm
営業最高速度110km/h設計最高速度115km/h
動力伝達方式1段歯車減速吊り掛け式電気方式直流1,500V
1時間定格引張20,350kgf電動機形式MT52A形 6基
EF65 回送 パンタグラフは下りています。
なぜかパンタグラフが下りているEF65
四国によく来る115。3079レ(2008年3月14日〜2009年3月24日)
EF65−1129。3079レ(2008年3月14日〜2009年3月24日)